2025年の春、文学で旅する韓国-光州編に申し込んだ。
ハン・ガン作家の「少年が来る」の舞台ともなった場所で、ぜひとも行ってみたかった地域だった。
海外に行った経験は、コロナ前に韓国ソウルに連れて行ってもらった1度きり。
さらには飛行機すら、国内線を含めても片手で足りる回数しか乗ったことがないという旅行初心者ぶりなのに、我ながら思い切りだけは良かった。
この度の文旅は現地のホテル集合。
1人で何とか光州にまでたどり着かなければならない。
なお、英語はカタコト。韓国語もハングルはなんとか読めるが、会話は挨拶ぐらいしかできないという状態だ。
そんなわけでまずは航空券の手配と、韓国である程度スムーズに動けるように、アプリの準備や経由地の下調べを行った。
事前準備でスマホに入れたのは下記のアプリ。

航空券はトリップドットコムで成田⇔仁川の往復便を手配。行きは大韓航空、帰りはチェジュ航空である。
続いて仁川空港から光州までの移動ルートを検索。
現地集合時間と飛行機の時間を考慮して、仁川空港→光明駅→光州松汀駅→ホテルと決めた。
仁川空港から光明駅までのリムジンバスは当日現地購入。KTXは早めに埋まってしまうこともあると聞いたので、コレイルのアプリで座席を予約しておくことにした。
予約に使ったのは、Revoltのカード。
よく海外コンサートに行く方が、これがあると海外旅行の時に便利だとおっしゃっていたカードで、日本国内からでも割と簡単に発行できる。
今年は韓国に行きたいと前々から思っていたので、正月明けに作っておき、レートのいいタイミングで韓国ウォンに両替をしていたのだ。
せっかくなので韓国に行く前に使っておいてみたいと思い、決済をRevoltで実行。
おお、ウォンで引き落とされてる……
と謎の感動を覚える。
KTXは予約チケットを印刷しておいた方が安心とのことだったので、PDFで落としておき、後日コンビニで印刷した。
その勢いで、タクシーのアプリも入れた。最初はカカオタクシーを入れたのだが、外国人用のk.rideアプリもあると知り、そちらをメインにすることに。
あらかじめ登録して決済情報まで入れておく。これもRevoltにした。
カードが使えるかの確認で、100ウォンの引き落としがあり、準備完了。(なお、この100ウォンはすぐに決済キャンセルで戻ってきた。)
あとは現地でホテルの住所を入れて呼ぶだけだ。
NEVERマップは、旅の記録用もかねてアカウントを作成。とりあえずホテルの場所だけマークしておいた。そして改めて光州の遠さに弱腰になる。
成田空港までは家から始発でも間に合いそうだったが、全旅程が不慣れなことを考えると睡眠をしっかりとったほうがいいと判断し、成田市のビジネスホテルに前泊してから向かうことにする。
このホテルもトリップドットコムで予約。
さらには韓国でのe-SIMもトリップドットコムで予約した。今回の旅行ではお世話になってばかりで、もうトリップドットコムに足を向けて寝られない。
パスポートは初韓国の際に10年で作成してあったので、期限は余裕。そのときに少し余っていた現金(5000ウォンとちょっと)も持ち、4泊5日のパッキングもすませ、準備は完了。当日を待つばかりである。