yosologの日記

独身四十路のあれやこれ

文学で旅する韓国~光州編 2日目 地元のお祭りに参加!

光州に来て二日目。

朝食はチェックイン時にいただいたホテルのバイキングチケットを使う。

Eさんと朝の身支度を終えて下に降りると、ここも雰囲気がいい!

 

サラダやスープ類はもちろん、果物もパンもご飯も充実してる。(フォーまであった!)

しっかりと食べて部屋に戻り、集合時間まで少し食休み。

 

手荷物を持ってホテルのロビーに降りる。

今日はなんとバス2台での行動。

バスの振り分けは事前に配布された資料に載っていたので、それに従ってバスに乗り、いざ出発。山間部へと向かう。

そして着いたのはヒョドン小学校!

実は今日のメイン行事の一つは、「第三回東区無等山人文祭り」への参加。

その開会式がこの小学校で行われるようだ。

 

ここで一番ユニークに思ったのが、開会式の全体的なテンションの高さ(笑)

日本だとこういった行事では、区長の挨拶などは粛々と行われることが多いが、韓国は違った。

「では区長にご登場いただきましょう。くちょーーーーーう!!!」

と、韓国のバラエティで見るような司会のハイテンションぶり。区長も笑顔で手を振りながら登場するなどノリノリである

そんな明るいテンションの中、ちょうど大統領選の直前だったこともあり、東区の期日前投票率の高さを誇る、光州のプライドをのぞかせる真摯さも。素敵な開会の挨拶だった。

そして極めつけは準備体操。

これもテンションが高い。ステップを踏んで行ったり来たり。体操というよりはダンスに近く、文旅チームはついていくのに必死(笑)

一方軽々踊る韓国のお兄様、お姉様たち。さすが。

 

さて、そんな盛りだくさんの開会式を終えると、いよいよ出発。

 

列をなして遊歩道を進んでいく。

美しい自然に目を奪われながら進んでいくと、伝統文化館に到着した。ここでしばしの自由時間。

韓服体験もできるそうだが、時間が短いこともあり、私は広場で行われている演目を見に行く。

華やかな衣装で軽々と技を決めていく演者の方に見とれていると、あっというまに集合時間。

 

再びバスに乗車し、無等山人文祭りのメインステージへ。

山腹にステージが設営されており、そこでオープニングイベントが開催された。

そしてここで楽しみにしていたのが、「Oh!錦南館食堂」という芝居。

日本でもたまに小劇場へ舞台を観に行くこともあり、韓国で生の舞台を見られることに興味津々。もちろんセリフは韓国語だが、事前に日本語訳をした台本をもらっていたので、内容はほぼ把握済み。

食堂の後継者競争から、光州民主化運動の時代を描き出す、短編ながら濃密な作品。

役者の方々も感情表現豊かでとても素敵だった。

 

 

オープニングセレモニーの後も、メインステージではさまざまな催し物が続くのだが、私たちはここで一度離脱。

昼食に向かう。

 

昼食のお店ではポッサムをいただいた。

ものすごいボリュームで時間も短かったので、完食できなかったのが残念。でもおかずもお肉もめちゃくちゃおいしかった。

そして再びバスに乗り、今度は国立記念墓地に移動するのである。

 

(続く)